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望月眼科の臨地実習 1

望月眼科、視能訓練士(ORT)の大平です。視能訓練士の学科には、必修科目の1つに臨地実習というものがあります。先日、当院でも実習生を受け入れました。その時の様子をご紹介します。

始めにオリエンテーションを行い、外来の流れや電子カルテの操作・見方を説明します。また、実習生にアンケートを書いてもらい、興味のある分野や、実習で何を学びたいかなど教えてもらいました。アンケートをもとに、実習計画を立て、実習生が学びたいと思う検査内容をおりまぜながら計画表を作成しました。



※実習指導計画表

実習生が行う主な検査はレフ、眼圧、スペキュラ、ハンフリー視野検査です。実習は以下のような流れで行います。

①当院スタッフが患者さんへ、どのように検査説明や対応を行っているのかを見学します。

②検査機器の操作マニュアルをみて、検査時の注意点やポイント、検査結果の見方などを学びます。

③スタッフを相手に検査説明や検査を行い、シミュレーショントレーニングを行います。機械の操作に慣れ、正確に検査出来るようになるまで練習します。

④実際に患者さんへ検査説明や検査を行います。

と、実習期間中に④まで到達することを目標に1つずつ段階を踏んで行います。



また、学校にはない検査機器にも多数触れる時間を設けました。何を測定する機器なのか、測定する対象はどういった人なのか、スタッフからレクチャーします。





1日の終わりにはカルテをみて症例を確認する時間、振り返りをする時間も設けています。診療中ではなかなか質疑応答のタイミングが難しいこともありますが、その日分からなかったことをそのままにしないようにしています。帰る前に研修レポートを見ながら、得た知識を確認し、出来なかったことは次回どのように取り組むか確認します。


今回は大まかな流れをご紹介しました。次回は小児の検査の見学の研修風景をご紹介します。

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